胃カメラ検査のご案内
経鼻内視鏡
当院では、極細のスコープを鼻から挿入する経鼻内視鏡を使用しております。
嘔吐反射が少なく比較的楽に検査が可能です。ただ、強い鼻炎があったり、鼻腔が狭い場合は、口から挿入します。口からでも、スコープ径が細いので、以前のような嘔吐感は少なく検査できます。
また、ご希望があれば、静脈麻酔により、ウトウト眠っている間に受けられる、無痛検査も可能です。
この検査は、内視鏡専門医が施行しますので、喉頭がん、食道がん、胃がん、十二指腸がんを早期に発見し、治療に繋げます。
胃がんリスクチェック
次のような症状のある方は胃カメラ検査をおすすめします。
- みぞおちがいたむ
- 胃の不快感
- 吐き気が続く
- 食欲不振
- 体重減少
- 黒色便
- 貧血
- 胸やけがしたり、食事がつかえる
胃カメラ検査の流れ
- 電話で検査の予約
- 検査前日:夜10時まで食事をすませる
- 検査当日:お水以外の飲食は禁止
- 検査当日:鼻腔から局所麻酔後、内視鏡検査
- 静脈麻酔した場合は、個室で少し休んでいただきます
- 検査結果を説明します
ピロリ菌の除菌治療
ヘリコバクターピロリ菌は、胃癌の発がん性があるため、全国的に除菌治療が進み、そのため、胃がんはがん死亡数の
第1位から3位におちました(2020年)。
また、胃X線検査(バリウム検査)から胃内視鏡検査が増え、早期に発見し、内視鏡治療ができるようになったことも要因のひとつです。当院では、患者さんの負担軽減のため、経鼻内視鏡を使用しています。
LCIやBLIなどの画像強調機能を用いて、早期胃がん、食道がん、喉頭咽頭がんの微小な病変の発見につとめています。